男の育児 2019 8 10
たとえ、専業主婦でも、
一人で育児を続けていると行き詰まる時が来るのです。
育児の「迷路」に入ってしまい、
どうにもならなくなる時があるのです。
これが育児ノイローゼや虐待を引き起こす原因になります。
私の体験では、もう数十年前の話ですが、
自分の仕事が忙しい時期だったので、
「妻は専業主婦だから、育児は任せておこう」と考えていました。
しかし、育児というものは、
ひとつ歯車が狂うと、後は何をやっても、うまく行かなくなるものです。
そうなると、たとえ専業主婦でも自信を失うのです。
一度スランプになると、どうにもならなくなるのです。
そういう時は、休暇が必要です。
そこで、私は、毎週、
土曜日の午前中か日曜日の午前中、
1歳の子どもを連れて、外出しました。
公園に連れて行ったり、遊園地に連れて行きました。
その間、妻は何をしていたのかわかりませんが、
育児にも休暇が必要です。
数十年前のことをふと思い出してしまいました。
このようなことを思い出すとは、
私も年を取ったのだと思います。
今、振り返ってみると、
「男の育児」は、楽しかった思い出となっています。
男の料理1 2019 3 3
「包丁を使わない料理」(角煮)
なぜ、男性は、料理をする必要があるか。
実は、「昼食」が「熟年離婚」の原因になる可能性があります。
基本的に、主婦の昼食は、粗末なものです。
たいていは、朝食の残り物を食べています。
しかし、夫が定年退職して1日家にいるようになると、
昼食を正式に作る必要が出てくるのです。
料理好きの人ならばともかく、
普通は、妻にとって大きなストレスになります。
そこで、男性も料理する必要があります。
さりとて、包丁も使ったことがない男性が多いでしょう。
しかし、定年退職して、時間はたっぷりとある。
包丁を使わず、しかし時間はかかるので、
主婦が作らない料理があります。
それが「角煮」です。
(以下は、私が若い頃に一人暮らしの時に作った手法です)
(材料)(3〜4人前)
「煮豚のたれ」(モランボン株式会社)
角煮用の豚バラ肉(300gから500g)
水(400cc)
油(小さじ1杯)
(作り方)
1 大きなフライパンに油を入れて、
強火で肉の表面全体に焼き色をつけます。
火を止めます。
2 「1」に水と「煮豚のたれ」を入れ、
中火で煮ます。
3 煮立ったら、「弱火」にして、
「落し蓋」をして、
時々、肉を返しながら、「弱火」で約40分煮込みます。
(注)
1 「煮豚のたれ」は、「焼き豚」を手軽に作るためにありますが、
「角煮」用にも使えます。
2 「弱火」で約40分のところは、火元に十分注意が必要です。
来客があったり、うっかり、うたた寝しないように注意しましょう。
(コツの1)
上記の方法でも、十分、おいしく作れますが、
煮物は、食材が冷えていく時に、味がしみこみます。
「3」で弱火で約40分煮たら、
火を止めてから、角煮が冷えていくまで、しばらく待つ。
その後、つまり、食べる前に、
もう一度、温めればよいのです。
(コツの2)
豚肉の臭みが気になるという人は、
水(400cc)ではなくて、水(300cc)と白ワイン(100cc)でもよいでしょう。
アルコール分が、豚肉の臭みを取って、肉を柔らかくします。